リフレクソロジーとは?・その4



リフレクソロジーの脊椎調整

「その4」は厳密言うと“Reflex(反射)Logy(学)”とは異なるのですが、“ボウストリング理論”にも触れておきたいと思います。

ドクター・オブ・オステオパシーであるロリン・ベッカーはかつて、

「背部のみならず、前部も治療しなければ、背部の治療は持続しない。」

と言いました。

この理論はボウストリング(弓と弦の)理論と呼ばれ、脊柱を“弓”、前方の筋膜を“弦”に例えた理論です。

ボウストリングは、頭蓋底から身体の前方を下方へ走行し、骨盤隔膜から膝、そして“足底筋膜”に続いています。

弦が張りつめていれば弓がしなるがごとく、ボウストリングに緊張がある状態では、曲がっている脊柱をまっすぐにすることは出来ません。

身体のどこの治療であろうと、ボウストリングの緊張を解除することは必要不可欠であり、普段は省みられることの無い足裏への刺激はとても大切であると言えるのです。

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