整体術とは?・その8
整体術の原則
筋肉(筋繊維・筋組織)は収縮するすることで、力を出すことができます。
そして、収縮することだけが筋肉の仕事であり、収縮した筋肉は自力で元に戻ることはできません。
筋肉が元の長さに戻るためには、外部からの圧力、重力、または対立する筋肉(拮抗筋)の収縮が必要となりますが、筋肉の収縮は、筋フィラメントと呼ばれる「ミオシン」からカルシウムが放出され、「アクチン」フィラメントを“引きずり込む”という動作が必要です。
そして筋肉の伸張の際には、放出されたカルシウムが筋繊維中の「筋小胞体」「横行小管」へと回収されることが必要となります。
しかし、この「筋小胞体」「横行小管」が何らかの原因により“破損”してしまったらどうなるでしょうか?
カルシウムはミオシンとアクチンの間に停滞し、持続的な筋収縮が起こり、“コリ”や“痛み”となって脳に伝わるのです。
「筋小胞体」「横行小管」の破損は、筋疲労・過剰な負荷・過剰な伸張・反復動作・悪姿勢の持続・病気…などが原因で起こります。
まず、整体師(徒手療法家)は、この筋肉の持続的な収縮を解除するとともに、破損した「筋小胞体」「横行小管」の“再生”を促すことが重要となります。
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